先日、とてもゾッとする出来事がありました。
3日間にわたってミュージックビデオの撮影を行っており、最終日は川崎のスタジオでの撮影でした。
最寄り駅は浜川崎駅。無人駅で、周囲は倉庫街という少し不安になるような場所にスタジオがあります。

スタジオは建物の3階にあり、エレベーターはなく階段のみ。
重い機材を頑張って運んでいると、スタジオの方が手伝ってくださいました。

3階に到着すると、すでに撮影が始まっていました。
しかし、そこにいたのは見覚えのないスタッフさん達。
「えっ、スタジオ間違えた…?」
と一瞬焦り、送られてきた住所を確認。
スタジオの方にも確認しましたが、住所もリンク先のスタジオも合っているとのこと。
ただ、スタジオの予約は「今撮影しているチームしか入っていない」と言われました。
依頼主に連絡したところ、
「リンクを間違えて送ってしまったかもしれない」との返答。
結果的に、予約していたのは川崎ではなく芝浦のスタジオだったのです。
今いる川崎のスタジオから芝浦のスタジオまでは1時間以上かかりそう…。
一気に青ざめました。
しかし、他のスタッフさんも同じように川崎のスタジオの住所を送られて車で向かっていたことが分かり、合流して一緒に芝浦のスタジオへ向かうことができました。
なんとか撮影は成立。
原因は、同じ系列のスタジオで「第7スタジオ」と「第3スタジオ」を間違えてしまったことでした。
トラブルはありましたが、芝浦のスタジオは家具付きのとても素敵なスタジオでした。

キッチンもあります。

リビングには、古いテレビとソファ。

ベッドもあり、さまざまなシチュエーションの撮影が可能です。

こちらのテーブルは、今回の撮影では使用しませんでした。

芝浦という立地を活かし、レインボーブリッジが見える場所でのロケ撮影も行いました。

電車の遅延や運休など、撮影現場では予想外のトラブルが起こることも多いため、普段から時間には余裕を持って行動しています。
以前、毎日のようにフジテレビに通っていた頃、
りんかい線が品川シーサイド駅で止まってしまったことがありました。
タクシーも捕まらず困っていたところ、品川駅行きのバスを発見。
満員のバスで品川駅まで行き、山手線で浜松町駅へ、そこからゆりかもめに乗り換えました。
本来はタレントさんが入る30分前までに到着していたいところ、その日は10分前に到着。
遅刻は免れたかもしれませんが、自分の中では完全に遅刻です。
初めて行くスタジオでは迷う可能性もあるため、最低でも15分前には到着するようにしています。
早く着きすぎて、スタジオがまだ開いていないこともありますが…。
今回のスタジオ間違いは自分のミスではありませんでしたが、
本当にこういうことが起こらないようにしなければいけないと改めて強く思いました。
スタジオの使用料は、1時間10,000円以上することもあります。
自分のミスで待たせてしまうことは、現場に大きな損失を与えてしまいます。
スタイリストさんの場合、最悪ヘアメイク中に間に合えば何とかなるかもしれませんが、
ヘアメイクは遅刻したら巻き返せない職種。とても厳しい世界です。
だからこそ、
入り時間と場所の確認は、しすぎるくらいがちょうどいい。
今回の出来事は、その大切さを改めて痛感する経験になりました。




