今年の夏は酷暑すぎます。
この暑さでさすがにロケも減っています。
去年もロケ中に暑さで体調を崩してしまうタレントさんはいました。
今年は天候も不安定で仕事のキャンセルもあり困りましたね。
スタジオ撮影での暑さ対策
スタジオ撮影でも自然光のはいる所だとエアコンがなかなか効かず、モデルさんが汗をかいてしまいヘアメイクの維持が難しいです。
汗をかいてもメイクを崩れにくくするために、水を含ませたスポンジでファンデーションを密着させています。
これはヘアメイクさんがよくやっているテクニックです。
メイクの崩れ防止テクニック
- メイクの崩れ防止テクニック スポンジ全体に水を含ませてから手で絞って、更にタオルでギュッとします。
- リキッドファンデーションを筆などで伸ばしてから、水スポンジで下から上に軽く叩きこみます。
- 水スポンジを使うとファンデーションが薄づきになり、脂分が馴染むので崩れにくくなります。
この方法により、ファンデーションが薄づきになり崩れにくくなります。
BBクリームでも使えるテクニックなので参考にしてください。
先日、親しいヘアメイクさんと「今までで一番過酷だった仕事はなんですか?」という話をしました。
私がパッと思い浮かんだのは8年前の夏に行った台湾ロケです。
バラエティ番組の企画で24時間撮影をしました。
別番組の収録を終えてテレビ局から空港に向かうところから撮影が始まりました。
夕方に日本を出発して台湾に着いてまず行ったのが夜市です。
台湾の気候は湿度が高くイメージにはなかったのですが南国のような感じでした。
それでもいまの日本よりは暑くはなかったです。
美味しそうで食べたかったけれど台湾の通貨は持っていなかったのでただ眺めるだけ。
バラエティならではの罰ゲーム「臭豆腐」がスタッフにも回ってきました。
「臭豆腐」という名前どおり猛烈に臭かったですが、発酵食品なので身体には良さそう…。
とはいえ海外ロケでトイレに行けるタイミングもわからず、迂闊に食べてお腹を壊すのも心配で私は食べませんでした。
その後は台湾最恐心霊スポット「嘉義民雄鬼屋」に行きました。
元々は豪邸でしたが井戸に身投げしたメイドさんの幽霊が出るという噂の廃墟でした。
台湾の霊媒師さんが来て御札を燃やしてお焚き上げのようなお祓いをしてから、タレントさんは中に。
撮影中に心霊現象が起きたりはなかったのですが、私は心霊スポットロケは後にも先にもこの時だけでバチが当たらないか心配でした。
オカルトは好きで心霊番組やYouTubeは観ますが、自分が行くとなると心が咎めてしまいます。
霊感は全くないんですが…。
次は羽根を広げると1mになるフクロウがいるという山へ。
すでに深夜3時をまわっていたと思います。
移動のロケバスでは皆さん気絶するように寝ていました。
山道は長靴を履かないと泥んこになるくらい道が悪く、一部のスタッフはロケバスで待機することになりました。
1時間後くらいにロケ隊が帰ってきて、どうやらフクロウは見つからなかったもようでした。
さすがにタレントさん達もヘトヘトでした。
最後はバナナワニ園へ。
台湾といえばバナナが有名ですが、日本と同じようにバナナワニ園があるんですね。
ワニに餌をやったり、子ワニを抱いたりしていました。
空港に向かうロケバスからは、バイクに乗る沢山の人が。
仕事で行っているから観光ができるわけはないとわかってはいましたが、特殊すぎる場所ばかりに行きました。
という24時間ロケが私が経験した一番過酷な仕事でした。
後日このロケが数十分にまとめられて放送されていて更にビックリしましたね。
この記事を書くにあたりiCloudから写真を探して久しぶりに見返すと、過酷ではあったけどいい経験だったと思えます。
台湾は九份など魅力的な場所が沢山あるので次は観光で訪れたいです。