Categories: Rena's room

メイクアップアーティストがお伝えする バラエティ番組ロケの裏側

バラエティ番組の長野ロケに行ってきました。
途中サービスエリアに一度は寄りますが、ロケバスで片道3時間のなかなかの長距離移動。
まだ雪は降っておらず思っていたより寒くないロケ日和でした。
控室はログハウスでした。

前回のブログで少し触れましたがメイクルームの明るさ問題、対策として携帯ライトを持っていっています。

このライトは電池式でもあるので電源がない場所でも使えて重宝しています。
まだ日が昇る前のロケバス車内でのヘアメイク時にも使っています。
ロケの時に使う控え室はヘアメイクが使う様にはなっていないので、自分で使いやすいようにセッティングします。

鏡があるドレッサーがあったのですが明るさが足りず、携帯ライトをタレントさんに直接当たって眩しくならない様な角度で置いています。

宿泊施設の照明は間接照明やオレンジっぽい暖かみのある光なので、ファンデーションの色味などわかりにくいことが多いです。
自分のメイクでも眉を濃く描きすぎてしまうことがあります。
一番ヘアメイクに適した明るさは自然光です。


外に出た時の自然光で見た肌のトーンにファンデーションを合わせたいので、実際の明るさでメイクできるのがベストです。
とはいえ外でヘアメイクするわけにもいかないので、窓の側の逆光にならない場所でヘアメイクをする様にしています。
男性タレントさんで実際より少し黒くしたいという要望がある時はワントーン暗めに仕上げます。
明るめ、暗めの2色のファンデーションを使っているので分量の比率を変えて調整します。
携帯ライトは自然光とは色味が違うのですが、暗い照明で顔に影が出来るのを防げます。
女性のメイクの時はアイシャドウやアイラインのバランスを見る時に明るさが必要です。
ヘアのディテールを確認する時にも便利です。
ヘアメイクさんは黒い服を着ている人が多いのですが、後ろに立って鏡で見ながらヘアスタイルを作る時に黒い服だとわかりにくいのでコンサートの仕事以外では黒い服は着ていません。
コンサートの仕事の時には黒い服を着るというルールがあります。
コンサートスタッフTシャツは必ず黒です。


ステージ裏にいるときにスタッフであることがわかりやすいのもありますが、お客さんから見えたときに邪魔にならないという配慮もあるのかもしれません。
ここ数年マスクが必須になりましたが、コンサートの仕事ではマスクも黒をつけるように言われました。
リオネルのマスクが活躍してます!

lionel

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