氣志團 新曲『汚れなきクソ野郎ども』MV撮影レポート
11月12日に発売される氣志團の新曲、DMM TVドラマ「ドンケツ」主題歌『汚れなきクソ野郎ども』のミュージックビデオ撮影がありました。
ロケ地は鎌倉にある建長寺。
控え室・メイクルームの様子
控え室兼メイクルームは広くてありがたい。
担当したのはダンサー10名
今回私が担当したのは氣志團メンバーではなくダンサー10名です。
ダンサーはよさこいチーム「ゾッコン町田」「藍なり」のメンバー。
テーマは「90年代のレディスがよさこいをしたら」。
90年代の“レディス”を研究
この依頼を受けて90年代のレディスを調べました。
参考にしたのは『ティーンズロード』。
まず「レディース」だと思ったら「レディス」だったことに驚きましたね…。
私は元ヤンではないのですが世代的に怖い先輩達をリアルに見てきているので、レディスのヘアメイクに関してはすぐに想像はできました。
トサカヘアとソバージュ
90年代を象徴する髪型はトサカでしょう。バブル時代の髪型ですね。
あの頃の工藤静香さんはヤンキーの憧れの存在でした。
トサカヘアを上手く作るのにはカールアイロンよりホットカーラーが良いです。
髪の根元からしっかり立ち上げたいので火傷の心配がないホットカーラーがベストなんですよね。
最近はめっきり使わなくなっていたのですが、髪のボリュームを出すのにも適していて改めて良いなと思いました。
懐かしのソバージュと今どきの“ネオソバージュ”
90年代はソバージュも流行っていました。今井美樹さんのイメージですね。
「野生的」という意味のフランス語「ソヴァージュ」からきているそうです。
いまはネオソバージュというヘアスタイルとして復活しているらしく、当時の細かいカールではなく、波ウェーブのような柔らかいスタイルになっています。
Y2Kとして2000年代のファッションも流行していますが、全く同じではなくいまの時代とMIXされるので、それはそれで新しいのかもしれません。
使用したヘアアイロン
結構前に購入した10mmのヘアアイロンと3連アイロンがソバージュを再現するのに使えました。
もう壊れてしまって持っていないのですが、BaByliss(ベビリス)のワッフルアイロンも使いたいところでしたね。
レディス×よさこいのメイク
レディスのヘアメイクは再現できますが、そこによさこいの要素をとなると難しかったです。
ダンサーさんによさこいメイクについて聞いたところ、それぞれチームカラーがあるのでアイメイクにそのカラーを入れるそうです。
今回の衣装は紫とピンクの特攻服だったので、パープルとピンクのアイシャドウを使い、リップはレッドにしました。
ヤンキーといえば赤リップ。使ったのはGUCCIの25番です。
鎌倉・建長寺での夜の撮影
撮影は陽が落ちてから始まりました。
ステージ前にバイクを並べた氣志團らしい演出です。
バイクのオーナーさん達とお寺の住職さんも撮影を見守っていました。
完成したMVについて
仕上がったミュージックビデオはとてもかっこいいので、ダンサーさん達のレディスぶりも含め是非ご覧になってください!
DMM TVドラマ 「ドンケツ」 主題歌に氣志團書き下ろしの新曲
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