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配信時代のヘアメイク事情|TikTokスタジオ“GGTK赤坂”での仕事体験記

ヘアメイクの仕事が変化。SNS配信時代の新しい現場

ヘアメイクを始めたころにはなかった仕事が増えてきました。
YouTubeの配信番組を担当することになり、最近ではtiktokの仕事があります。
クリエイターさんからはメイクはご自身でやられるので、ヘアセットのみをお願いされることが多いですね。

「ぐるナイ」パロディ撮影のヘアメイクを担当

知り合いのヘアメイクさんからお手伝いをお願いされて、クリエイターさん数名でぐるナイの「ごちになります」のパロディ撮影をしました。
日比谷の聘珍楼で行われ、負けた人はしっかり全員分支払わせられていました。
初めて聘珍楼に行きましたが日比谷公園が見渡せて景色も最高でした。

ロケ弁が炒飯だったのも嬉しかったですね。

TikTok配信に特化した「GGTK赤坂スタジオ」へ

先日tiktokが運営するスタジオに行きました。

GGTK赤坂スタジオはtiktokクリエイターがLIVE配信をする時に特化したスタジオです。
およそ10部屋の配信ルームがありました。

高画質で配信ができるというのが売りのスタジオで、この日も数名のクリエイターさんがLIVE配信をしていました。

TikTokならではの工夫とメイク環境

部屋の壁の文字が反転しているのもtiktokならではだなと思いました。

基本的にセルフメイクのかたが多いのでメイクルームといえるような部屋はなく、ご自身でメイク直しができるスペースが廊下にありました。

ミュージシャン女性の配信ヘアメイクを担当

私が担当したのはミュージシャンの女性でした。
普段ご自身で配信している時にはセルフメイクでやっているそうですが、今回は高画質配信なのでプロのヘアメイクにやっていただきたいとのご依頼でした。
希望されたヘアメイクにして配信が始まったので自分の携帯でチェックしました。
自分の携帯でチェックできるのもYouTubeやtiktokのいい所ですね。

テレビ撮影との違い。チェックのしやすさと体力面

テレビ番組やドラマ撮影はモニターを見ないとチェックできないので、メイク直しをした後はモニターの場所まで走っていかなくてならず体力を消耗します。
先日のグアムロケではビーチでの撮影が多く、モニターのある場所まで砂浜を何回も走って疲弊しました。
熱中症の症状も出ていたので辛かったです。
日陰で自分の携帯でチェックできたらいいのにと心底思いました。

視聴者の反応がダイレクトに届く楽しさ

配信を見た視聴者さんの反応がすぐ見られるのもいいですよね。
ヘアメイクがどうだったか反応が気になるので好印象だと嬉しいです。

SNSで得られる最新ヘアメイクトレンド

ヘアメイク中に動画を撮られることも増えました。
私は投稿はしていませんが、ヘアメイクの流行りの情報を得るために観ています。
美容雑誌では取り上げられないダウナーメイクの流行りはSNSならでは。

アイドルのお仕事ではりんごヘアと指定があって「はて?」となりました。
韓国で流行っている所謂ちょんまげなんですが言い方を変えたら可愛いので人気なんですね。
以前もくらげメイクなど独特な流行りがありましたが、若い世代のヘアメイクを担当することもまだあるので情報を得やすく便利です。

TikTokで注目のヘアセット動画

リオネルの1日店長をされたZutti Mattiaさんの動画も観ています。
私のお勧めは氣志團の光さんのリーゼントのヘアセット動画です。

https://lite.tiktok.com/t/ZSHp993EF5XWv-9mMVW/

あのリーゼントはどうやって作っているんだろうと興味があるかたは多いのでは。
それにしてもtiktokは時間泥棒なのでほどほどにしないとあっという間に1日が終わってしまいます…。
いつか私も機会があればヘアメイク動画を作ってみたいです。

lionel